Googleはネット上の小売企業である

消費者が求めているものは結局は消費財である
ネット空間における消費財とは
情報コンテンツである


消費者は情報コンテンツを求めて
ネット上でウィンドウショッピングする
つまりGoogleにキーワードを打ち込む
Googlebotはそれに答えて
消費者に情報コンテンツのリストを提示する
消費者はその1つを選択してGoogleを離れる


Googleがリアル空間の小売企業と異なる点は
消費者から小売マージンを取るのではなく
一部の情報コンテンツの生産者から
流通マージンを取る点である


しかしGoogleがどこから富の源泉を得ようとも
消費財を自ら生産せず
これを最終消費者に提供するを業とする限り
彼らは小売企業なのである