Attentionが人生を規定する

社会は人間を
独立した人という存在から
その関係性を主体とした人間という存在に変えた


人間の関係性とはAttentionの問題である
人は他の人からのAttentionを支えとして
はじめて人として生きてゆけるのだ


もちろんAttentionにも質があり
その最高のものは愛である
一方で最低のものは憎悪である
しかしAttentionが憎悪であったとしても
人は人として生きてゆける


しかしAttentionを失うと人は
人として生きてゆけなくなる


現代において家族という最小社会が
Attentionを作る機能を失いつつある


一方でネットは人々のAttentionを作り出し
これを補完しうる存在になりつつある
Attentionを失った人にとって
それは家族以上のものである