文化と変化と情報化

情報は社会を変える中核的要素である
情報の量や質が変わると社会が変わる


技術の進歩は情報の流通を加速させる
より正確には技術の進歩とは情報流通の進歩とほぼ同義である


つまり技術の進歩が続く限り社会の変化は続く
技術の進歩が是であるか非であるかに拘わらず
頭蓋骨のサイズによって脳の進化が許容される限り
人は技術を進歩させ
その結果として社会を変えてゆく


変化とはかつてあった価値を否定し
新たな価値を受け入れることである
かつてあった価値とは文化のことである
つまり変化とは文化の反意語である
文化に対するノスタルジーは変化への抵抗である
社会変化に追随できなくなったとき
人は文化を口にする


技術を進歩させ情報の流通を加速させる
そこに新たな価値を創造する
更に技術を進歩させかつて創造した価値を否定する
文化を構築しそれを破壊する
創っては壊し創っては壊す
残念ながら
それが人間の日々の営みなんだと思う