知的財産法の役割

知的財産主義は20世紀における壮大なる実験であり
社会主義と同様にそれは失敗であった
岩礁が波によって少しづつ削られていくように
知的財産主義はこれから長い終焉のステージに入っていく


しかしその終わりの先には
自由主義者たちが夢想したパラダイスは無く
大企業による一層の独占を生む社会があると思う
なぜなら現代の大企業にとって知的財産法は
独占を後押ししてくれるものではなく
むしろその活動の足かせに過ぎないものだからである


つまりこのパラドックスを理解し受け入れるのが現代の知恵であると思う