暴落は安心の証

株式は通貨と同様に信用をベースにした一社会システムである
信用の膨張や収縮によってその価値は変動する
株価の暴落は集中的な信用収縮の事象である


ここで見ておかなければならない事実は
そのようなときでも株式の売買は成立し
株式を売っている人たちがいる一方で
ほぼ同数の買っている人たちがいるということである


つまり市場参加者の少なくとも半数は
このような事態にあっても株式というものが
依然信用に足るシステムであると考えているということである
これは株式を持つものにとっては
まさに安心の材料と言えるものである


待っていれば喧嘩した妻はいずれ帰ってくるということなのだ