Processingアプレットをはてダに貼り付けよう!




ProcessingJavaをベースにした
オープンソースのグラフィック専用言語です
マルチプラットフォーム統合開発環境(IDE)が用意されており
それをインストールするだけで誰でも簡単に
グラフィカルなプログラミングを始めることができます


IDEにはエクスポート機能があって
作ったプログラムをアプレット化して
簡単にWebサーバにアップし公開できます


でもWebサーバを用意するのは簡単ではありません
できれば手軽にはてダに貼り付けたい


そんなわけで...


その手順を以下に書いておきます
なおここではDropbox*1Googleのアカウントが必要です
Dropboxのアカウントをお持ちでない方は
是非とも次のリンクから!


Dropbox - You're invited to join Dropbox!


上に貼り付けた
clockアプレット(clock.pde)を例に手順を説明します

  1. clock.pdeをexportしてclock.jarを生成する
  2. clock.jarを~/Dropbox/public/に移動しそのpublic linkを取得する
  3. ~/Dropbox/public/にiGoogle登録用のclock.xmlを作りそのpublic linkを取得する
  4. iGoogleアプレットを登録する
  5. はてダにclock.xmlへのリンクを貼る

1. clock.pdeをexportしてclock.jarを生成する

ProcessingのIDEにおいてclock.pdeを作った後
その最右にあるメニューボタンを押すとappletフォルダ内に
clock.jarその他のファイルが自動生成されます

2. clock.jarを~/Dropbox/public/に移動しそのpublic linkを取得する

生成されたclock.jarをDropbox/publicフォルダに移動します
DropboxのWebサイトに行き
そのファイルのpublic linkを取得します
linkはマウスカーソルをファイルに当てて
右側に現れる矢印から選択できます

3. ~/Dropbox/public/にiGoogle登録用のclock.xmlを作りそのpublic linkを取得する

以下の内容でDropbox/publicフォルダにxmlファイルを作ります

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?> 
<Module>
  <ModulePrefs title="Clock" height="200" /> 
  <Content type="html">
     <![CDATA[ 
     <applet archive= "http://dl.dropbox.com/u/58702/clock.jar"
             code="clock.class" width="200" height="200" ></applet>
     ]]>
  </Content>
</Module>


appletタグのarchiveに先のpublic linkを指定します
codeをファイル名.classとします
width heightをclock.pdeでのものと一致させます
DropboxのWebサイトに行き
このファイルのpublic linkを取得します

4. iGoogleアプレットを登録する

iGoogleのサイトに行き
先のclock.xmlをgadgetとして登録します
右上の「コンテンツを追加」で開いたページ左下の
「フィードやガジェットを追加」を押します
先ほどのpublic linkを貼り付けて「追加」を押します
確認メッセージをOKしてから
iGoogleのホームに戻り
gadgetが登録されたことを確認します

5. はてダにclock.xmlへのリンクを貼る

はてなダイアリーで記事を投稿する際に
以下のxmlを本文のところに貼り付けます

<div class="hatena-widget">
  <script src="http://gmodules.com/ig/ifr?url=http://dl.dropbox.com/u/58702/clock.xml&synd=open&w=200&h=200&title=&border=%23ffffff%7C0px%2C0px+solid+%23ffffff&output=js"></script>
</div>


urlには先ほどのclock.xmlのpublic linkを指定します
w hをclock.pdeのwidth heightに合わせます
以上です!


なお自分の環境ではpdeを編集して再エクスポートした場合
変更がうまく反映できませんでした
内容を別ファイルにコピーして
別名で上記行程を繰り返し対応しました


この記事は以下のサイトを大いに参考にしています
ありがとうございます!

Ring
http://d.hatena.ne.jp/t_yano/20080706/1215370412


*1:ファイルサーバとして使います